2012/05/21

次世代コミュニケーションプランニング

いやー今朝は世間が金環日食に湧いていましたね。
私はぐっすり寝てしまっていて見逃してしまいましたOrz

さて、今日も読書感想です。
さっそくいってみましょう!第二弾はこちら!


元博報堂、電通、googleという半端ない経歴を持った高広伯彦氏の「次世代コミュニケーションプランニング」です。
本書には、氏が広告のマーケティングやプランニングを行う際のフレームが体系的に書かれており、とにかく内容が濃いです。
また、"次世代コミュニケーション"とあるように、いわゆるソーシャルネットワークを利用した双方向的な広告プランニングのし方について重点的に書かれています。
広告を消費者とのコミュニケーションと捉えているわけですね。

基本的には広告マン向けの本なので、私にはあまり関係ないかと思いきや、プランニングを"思考のフレーム"と考えると、私の仕事とも色々と共通点があって、読んでいて面白かったです。
例えば資産の棚卸とか、ボトルネックを分析して対処するとかですね。
この辺は問題解決に共通した汎用的なフレームなんでしょう。

さて、内容を要約したいのは山々なのですが、私のスキルではどうやっても漏れが出てしまいそう(笑)なので、ここでは特に印象的だった部分について感想を述べてみたいと思います。

本書には、ソーシャルネットワークが普及した現代では製品の開発段階において、製品自身に広告の仕組みを組み込むべきであるという意見があります。
非常にわかりやすく例を出すと、例えば冷蔵庫にTwitter投稿機能を持たせて、後々それを広告に使うようなものです(注:本書にこんな例は出て来ません)。
近い例として元々製品が持っている資産を利用する広告の方法(資産の棚卸)も紹介していますが、こちらはさらに一歩踏み込んでいますね。

ここまでくるともう広告と言うよりはプロダクトデザインそのものですよね。

そもそもあるべきプロダクトデザインがそうだったのか、ソーシャルネットワークの出現によってプロダクトデザインの概念が拡張されたのかはわかりませんが、我々のほとんどは広い意味でプロダクトに関わっているわけですから、この視点は重要だと思います。

本書に書かれているような内容が広告業界の未来地図なのだとすると、これからはプロダクトデザインの段階で広告マンが参画してきたり、ソーシャルネットワーク的な機能を持った製品が世の中に多数出現してくることになると思います。
そう考えると何かワクワクしてきますね。

本書にはここで紹介した他にも様々な思考のツールや知見、エピソードなどが詰め込まれています。
理解しようとすると気軽に読める内容ではありませんが、それだけにオススメの一冊です。
広告方面の方はもちろん、メーカー系の方やプロダクトに興味のある方などにもオススメです。
春の終わりの頭の体操にいかがでしょうか。

2012/05/17

「反原発」の不都合な事実

突然ですが、私は個人的なポリシーとして本にはお金を惜しまないことにしています。
そして結構買うんですが、あまり読めていませんOrz
もちろん少しずつは読めていますが、折角お金払って買っているので、なるべく実になって欲しいと考えています。
と言うことで、これからは読んだ本に関して書評というか、まとめ+雑感みたいなものを書いていくことにしました。
そうしてアウトプットすれば、きっと少しでも実になるでしょ?

停滞気味のblogを書く口実にもなるしね(ボソッ

はい、では早速いってみましょー!
記念すべき第一冊はコレです。


ご存知、藤沢数希氏の" 「反原発」の不都合な事実 "です。
藤沢氏は金融日記という人気blogを書いていて、内容が面白いので昔からファンでした。
最近ではメルマガも始められていて、当然購読中です笑。

さて、タイトルは有名な「不都合な真実」(著アル・ゴア)をもじっています。
一見、正しいように思える主張にも暴かれると不都合なことがある、って意味なんでしょうね。
内容としては、数々の定量データでもって原発の安全性や経済性の高さをこれでもかと証明しています。
やはり数字には説得力がありますね。
個人的には、核分裂と核融合の説明にわざわざ章を割いて図を使って説明しているあたりに、著者の理系としての矜持みたいなものが感じられて、好感を持ちました笑。

率直に言って、本書を読んだ上で、科学的な見地から「反原発」の論理を構築できる気がしません。
できたとしても、かなりの無理筋になるのではないかな。
原発問題はすでに政争の具になる程のビッグイシューですので、これからを生きる同世代の人には特に読んでもらいたい一冊です。
そして正しい知識を持った上で、原発についても意見を持って欲しいです。

極端な話、原発を使うかどうかは最終的には選択/政治の問題なので、個人的にはどっちでもいいんですよ。
ただ、結論を導く主な要素が"感情"とか、"印象"になってしまうのは嫌なんです。
これは何についてもですね。
とは言え、人間の持つ感情は非常に強力な力ですので、そういった偏った意思決定を行なってしまいがちです(自戒を込めて)。
私が言いたことは、どんな意見を持つかは個々人の勝手ですが、正しい知識で判断しましょう、と言うことです。
本書を契機に、自らの意思決定プロセスを振り返ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

2012/04/02

新年度!

劇団ブログに投稿しました!

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しかし、blog初投稿が外部参照とはOrz